コメタクとは
「米を炊く」行為そのもののこと。
「米を炊く」人たちの発信をしていくこと。
「米を炊く」を楽しむこと。
「私たちの豊かさとは何か」という問いに対して、「米を炊くこと」という仮説を立てて、米を炊いています。
暮らしの中に「好き」と「隙」を増やしていきたいです。
思っていること
私たちには、馴染みの米屋さんがあります。
馴染みの米屋さんでは、いろいろな話をします。
「○○の米はもっちりとして食べごたえがあるんさ…」
など米の話になると、つい熱くなる米屋さん。
「どんな食べ物が好きなんだ?」
私と、米や食にまつわることもたくさん聞いてくださいます。
米のことや、日常の何気ないことを好き好きに話した後、その日の私に合った米を選んでくださいます。
米屋さんとのコミュニケーションを経て手に入れたお米を炊いて暮らしています。
炊くときや食べるときに、米屋さんで話したことを思い出します。
いつも食べているお米も、大切に、噛みしめて食べたくなります。
なんとなく、本当になんとなくだけれど、少しだけ気持ちに余白ができる気がします。
余白ができると、自分の好きなものが何なのか考えることができるようにもなります。
特別なことではないけれど、そんな暮らしを私たちは豊かだなと思っています。
不思議だけれど、馴染みの米屋さんを見つけて、米を炊いてみたら、そんな豊かさに行きつきました。
よくわからないけれど、この暮らしが楽しくなってきたので、他の人たちとも一緒にやってみたくなり、「コメタク」をしています。
振り返る、コメタク
2015年
1月に新潟市西区内野町の米屋「飯塚商店」に出会い、お米の面白さに気づき、飯塚商店と何かできないか考え始める。
4月に「つながる米屋 コメタク」として 堀愛梨・井上有紀・吉野さくらの3人で動き始める。
朝ごはん会『八十八のおとも研究所』や中学校でのお米の食べ比べ会、
『内野暮らし研究所』など食と暮らしにまつわるイベントを細々と開く。
2016年
4月 これまで不定期イベントとして開いていた『内野暮らし研究所』の拠点を「飯塚商店」内の空きスペースにつくり始める。
10月 拠点としての『内野暮らし研究所』完成。朝ごはん会やイベントの会場としても使うようになる。
餅つき、朝ごはん会、各地でお米の食べ比べの会など、小さなイベントをたくさん開く。
2017年
3月 朝ごはん会『八十八のおとも研究所』88回目にして、終了。翌週より、朝ごはん会『〇月〇日の食卓』が始まる。
内野での暮らしを紹介する「内野暮らしブック」づくりに関わる。
4月 堀と井上が拠点を新潟市から移すことに伴い、もう一度「コメタク」を考える。
私たちがチーム名としてのコメタクを有名にしたいわけではなくて、
「米を炊く」暮らしをする人を増やしたいのだということを確認し合う。
コメタクとは、
「米を炊く」行為そのもののこと。
「米を炊く」人たちの発信をしていくこと。
「米を炊く」を楽しむこと。
とする。
以降、各々の場所で、周りの人たちと一緒に「コメタク」していくことにする。
米を炊きたくなった人、それを発信したくなった人、好きな米屋で米を買って炊いている人、みんなみんなコメタク!
2018年
朝ごはん会『〇月〇日の食卓』が楽しいので、いろんな場所で開かれると良いなーと思い、
「『〇月〇日の食卓』のつくりかた」を公開する。
コメタクの開く「〇月〇日の食卓」はFacebookページやInstagramでお知らせしています。
2019年
朝ごはん会『〇月〇日の食卓』を通して様々な人たちと食卓を囲む。
「コメタクの日」を細々と開催。お手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました🌾
2020年
朝ごはん会はおやすみ。
身近な人たちに、それぞれの「米を炊く」と、その周りにある日々のことを聞いて綴ったZINE『米を炊く』を発行。
2022年
ZINE『米を炊く2』を発行。
(コメタクの活動ではないのですが、コメタクが大変お世話になっている新潟市西区内野町のお米屋さん「飯塚商店」のInstagramが開設!井上さんが運営しているのでぜひ覗いてください〇)
Instagramの写真を取得できませんでした。