お米の食べ比べと2月10日の食卓

手紙日和だな、と思う日がときたまあるのですが、

今日はそんな日です。なんとなく。


手紙を書く前に、先日宮崎で開いたお米の食べ比べと2月10日の食卓の振り返りです*

Wake Up Miyazakiさんにお声掛けいただき、

「お米で繋がる真冬のMeet Up~Wake Up Miyazaki#9~」に参加してきました〇

会場は、「湯の元の隠れ家」という素敵な古民家。

暖を取るのはもちろん、釜でご飯を炊いてみたり、お肉や野菜を焼てみたり、囲炉裏が大活躍しました。

Wake Up Miyazakiさんの企画進行で、自分を振り返るワーク等も体験したのですが、

火が真ん中にあるとじっくり振り返ることができる気がして、とても良かったです。


1泊2日じっくりと時間を過ごす会という事だったので、たくさんお米を炊くぞと意気込み、

夜と朝の2回、お米の食べ比べをしました!

夜は、

宮崎県西都市 吉野の実家のお米(コシヒカリ)

宮崎県美郷町 神門のお米(ヒノヒカリ)

鹿児島県南大隅町 円美さんのつくったお米さま(アキホナミ)

新潟県新潟地域 飯塚商店の収穫物語(コシヒカリ)を食べ比べてみました。

まずはどこのお米か内緒にした状態で食べていただきましたが、宮崎や鹿児島のお米に馴染みを感じている人が多い印象でした。

新潟のお米に対して「食べたことない感じ!」という感想が出ていたのが驚きでした。(皆さん、九州出身在住)

宮崎のコシヒカリと新潟のコシヒカリ、同じ品種のお米でも育った環境によって違いを感じます。


あっさりしたお米が好きな人、甘みの強いお米が好きな人、もっちりしたお米が好きな人など、様々でした。

食べ比べてみて初めてわかる自分の「好き」があるなあと改めて感じます。

食べ比べをしている時間は五感をフルに使って真剣そのもの。

その様子を写真に撮ってみるとみなさん下を向いていて(味や香りを感じるとそうなるんですね)楽しくなさそうに写るというのが今回の私の発見の一つです。笑

翌朝の朝ごはん会「2月10日の食卓」では、

宮崎県美郷町 神門のお米(ヒノヒカリ)

鹿児島県南大隅町 円美さんのつくったお米さま(アキホナミ)

新潟県巻町 まきどき村のお米(コシヒカリ)

山形県 内野さんの持ってきてくださったお米(つや姫)を食べ比べ。


昨晩も食べ比べたお米もありますが、夜と朝では印象が違います。

その日の体調や、食べる時間によって、「好き」が揺れるのを感じると、お米がますます面白くなってくるなーと思います。


毎日毎日食べ比べをして自分の好きを探るのは難しいですが、ふとした時にこの時間を思い出して、

普段あたりまえのように食べている物を面白がってもらえたら嬉しいです。

これをきっかけに、味噌や醤油なども食べ比べしてみたい!という話も出ていましたよ。たのしそー。


この日の食卓は、お米がででーん!と主役をはっていましたが、

みんなでつくったおかずやそれぞれ持参した好みの食器も食卓を彩っていました。

「〇月〇日の食卓」は、一人一人が持ち寄った日常のおかずと空気を楽しむ時間だと思っています。

それぞれの日常を持ち寄って、非日常をつくる、良い時間でした。

企画をしてくれた、

Wake Up Miyazakiの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました~

また何か一緒にやりましょ~



つながる米屋コメタク

「私たちの豊かさとは何か」という問いに対して、 「米を炊くこと」という仮説を立てて、 米を炊いています。 暮らしの中に「好き」と「隙」を増やしていきたいです。

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