コメタクの日(2019)を振り返る

新潟県の新米が出回る少し前、9月の〈ちょうどよい〉土曜日に開いている『コメタクの日』。
秋の実りを、楽しく、存分に受け取るために、米を炊きたくなる気持ちと時間を楽しむ日です。今年は9/7がコメタクの日でした!

今まで、会場となる飯塚商店やその周りの空き店舗などで、さまざまな方に物販や展示、ライブペイントを通して盛り上げて頂き、続いてきた『コメタクの日』。お世話になった皆さん、本当にありがとうございます。

今年はどんな方にお声掛けしようかなあと春先に考えていたのですが、飯塚商店の周りを見渡すと今まで使わせて頂いていた場所に新たにお店が出来たり、「あ、ここに行って欲しいなあ」と誰かにお勧めしたくなる場所が増えていたりして…なんか別にいろいろやんなくてもいいのでは!?と、やけに明るい気持ちになりました(能天気)

ということで、今年は原点回帰。
他の企画は行わず、ただひたすらに米を炊きました!

食べ比べの回を一つずつ振り返ります。


①てわたしとお米の食べ比べ

商品のファンや、“つくりて”の知り合いが“わたして”としてその商品の紹介をするネットショップ「てわたし」さんと一緒にお米の食べ比べをする会です。

まずは、お米の食べ比べ。

この回では新潟県産コシヒカリ3種を食べ比べました。

そして、それぞれ、他の誰かにてわたししたくなる食べ物を持ち寄って、ご飯とともに楽しみました。お気に入りの総菜屋さんのおかずや、食べてみたかった缶詰、朝ごはんでいつも食べている物などが集まりました。

「てわたし」を運営している「にいがたイナカレッジ」のゆきちゃんに、扱っている商品も持ってきてもらい、商品についての話もしてもらいました。

「てわたし」の思いや仕組みに唸りつつ、楽しい朝の時間でした。


②9月7日の食卓

今日だけの食卓をつくる。
みんなで一品ずつ持ち寄って、その日だけ食卓をつくります。
集まる人が違えば、食卓の色も空気も変わります。

2回目の食べ比べは、
食卓を囲んで、持ち寄った食べ物と、訪れた人が運んできた空気を共有するごはん会「〇月〇日の食卓」の中で!

9月7日の食卓は、とにかくご飯の進む食卓でした(魚卵多め!)

たっくさんのおかずの前で、
少しだけおかずを我慢して、お米の食べ比べを。
この回は、こしいぶき、コシヒカリ、新之助を食べ比べました。

体調や、気温によっても好みのお米は変化することがあります。
この日は少々暑かったことも影響したのか、3回を通じてそこまで粘りの強くないお米が好きな方が多かった気がします。

③このお米、炊く?

3回目のお米の食べ比べは持ち寄りのお米を。
イナカレッジのゆきちゃんが出雲崎から持ってきてくれたコシヒカリと、
飯塚商店のコシヒカリ2種を食べ比べました。


この回は直前まで申し込みが無かったのですが
近くにお住まいの方や朝ごはん会などに来て下さる方、1回目の食べ比べに参加して下さった方が飛び入りで来てくださいました🌾

(この回は進行を、お米を持ってきてくれたゆきちゃんにお願いして、私はしばし退散。ゆきちゃん、ありがとう!)

私が帰ってきた頃には、お皿も机もきれいになっていました。楽しい時間が過ぎたようで何よりです◎

終わってみて思うことですが、
ふらっと来て下さった方々に気軽に入ってもらえる余白のある回でよかったなあと思います。

お土産で持ち帰って頂いたお米(飯塚商店のオリジナルブレンド米 収穫物語)も好評で良かったです🍚


これから新潟や日本各地の新米が続々出まわります。お米の旬がやってきます。
お米は長期保存のできる食べ物で、それぞれの時期に美味しさや面白さがありますが、

新米の美味しさ、面白さを感じられる時期は限られています。

この季節にぜひお米を炊くのを楽しんでください!

今年のコメタクの日も良い時間でした。

ご協力いただいた方々に感謝します。いつもありがとうございます。

では、来年のコメタクの日もよろしくお願いしますー!


(写真 片桐悠太くん)

つながる米屋コメタク

「私たちの豊かさとは何か」という問いに対して、 「米を炊くこと」という仮説を立てて、 米を炊いています。 暮らしの中に「好き」と「隙」を増やしていきたいです。

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